- 【俺妹】黒猫『運命の記述』90冊目【五更瑠璃】
415 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/08(土) 10:18:40.95 ID:Z3ormQin0 - >>410
兄妹→周囲のテンションと、周囲→兄妹のテンションがイコールとは限らないでしょ 「兄妹に戻りました☆」 「そうですか。それはそれは」 とかね フラットになるってのはつき合った事自体を周囲が無かった事にしてくれるって意味?
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429 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/08(土) 10:45:10.92 ID:Z3ormQin0 - >>422
その「成長」とやらが復縁させる事を目的にした御都合主義にしか それでいいのなら、どんな決定も「若気の至り」で引っくり返せる 今までの事全てを否定するのと一緒じゃないの
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436 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/08(土) 11:00:18.37 ID:Z3ormQin0 - >>430
あなたの中では、この話は 「あの頃は若かったよな」な昔語りだったと? 自分の立場は 状況に強いられようと、未熟だろうと、自分の決定には常にそれなりの 「重み」があるって事 だから 「近親上等! だけど親バレだけは勘弁な」 とか論外 兄妹に戻るんだから、今つき合ってる事もチャラとか論外以前
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444 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/08(土) 11:21:45.70 ID:Z3ormQin0 - >>441
前段はまだ未発表の特典小説の事で、後段は本編の事でいいよね? その成長とやらについては>>429でも指摘した通り 本編とリンクした形で説得力のある描写がされるとは思えない 後段についてはあのキスを「解釈次第」って言えちゃう事には脱帽するが 参考までにあなたの解釈をお聞きしたい
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455 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/08(土) 11:34:18.10 ID:Z3ormQin0 - >>452
いや、キスまで行ってるから問題視されてる訳で あなたが「キスもするよ」ならともかく それは論拠にならんでしょ
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467 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/08(土) 11:47:16.43 ID:Z3ormQin0 - >>460
キスなんかしちゃう兄だって現実には居るよ? とか これは本当にそうならないと分からない って、今あなたはそれをしてない訳で しかるべき、って事はあなたもする意志はあるでOK? リアル妹ぐらい当方にもおりますが何か?
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493 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/08(土) 12:13:22.43 ID:Z3ormQin0 - >>471
カミングアウト乙w その勇気に敬意を表し、「論拠にならない」というのは取り消させてもらう ただされた方の反応を見る限り… 価値観は似ているだろうから、した方もそういう意図と推定する事に 妥当性がないとは思わない
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528 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/08(土) 13:50:39.35 ID:Z3ormQin0 - 全然黒猫の話題をしてなかったな。ゴメン。
ある休日の午後。 日向は遊びに出かけ、珠希はお昼寝。昼食後の洗い物を済ませた時だった。 不意に、視界が歪む。 「……え?」 狼狽している内に、今度は目の前が眩く発光し始める。 「きゃっ!」 普段は決してあげないような悲鳴が口をついて出る。 爆発的な光の奔流に、思わず目を瞑った。 目を開けると、知らない部屋。 見知らぬ青年が、口をあんぐりと開けて、固まっていた。 「え……黒猫、さん?」 !? 「貴方……なぜ私の真名を?」 問いかけは、彼の叫びにかき消された。 「二次元美少女実体化ーーッ!!」 取り敢えず彼を落ち着かせ(どんな手段を使ったかは聞かないで頂戴)、状況を把握しようと努める。 彼の話によると、私は現実の存在ではなく、アニメ化もされたライトノベルの登場人物だというのだ。 そのアニメを観ていたら、突然モニタが眩く発光し、それが収まると私が出現していたのだ、と。 荒唐無稽な話だが、私が自宅から見知らぬ場所に転移したのは事実だし、それに……彼に見せてもらった ディスクのパッケージには、決して忘れ得ぬあの兄妹が描かれていたのだ。 自分達の生活が、広く世間に知られている……その事に気付き、満面を朱に染めた私を、彼はどこか 眩しげに見つめていた。 「……こほん」 わざとらしく咳払いをして素に戻る。 超常現象の原因を突き止めなくては……と思ったが、実際何が出来る訳でも無い事にすぐ気付いた。 何か出来ることは……考えに耽る私だったが、目の前で正座し、落ち着かなげに視線を彷徨わせる彼の姿が、 誰かを連想させたのだろうか、つい戯言を口走ってしまった。 「ねぇ貴方……つまりこの世界では、私達の運命は」 駄目だ。仮令それが真実であろうとなかろうと、こんな形で未来を知っては。 取り消しの言葉を口にしようとしたが、私の言葉を耳にした彼の姿を見て、私自身が硬直してしまった。 動揺。悲嘆。憤怒。 そんなオーラを発する彼の姿に、結末を悟ってしまったから。 ライトノベルは、先日完結したそうだ。 訥々と語られる兄妹の物語、私達の結末。 呆然と座り込む私に、彼は。 自分以外にも、君の事を好きで、この結末に我慢が出来ない人がこんなにいるんだ、と。 ネット掲示板の、キャラスレを開いて見せてくれた。
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530 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/08(土) 13:52:24.26 ID:Z3ormQin0 - 続き
モニタを見つめる私の視界が、不意に歪む。 これは……!? 「光……?」 彼の呟きが耳に届く。私の周囲が、白く輝き始めていた。 先刻と同じ……。ああそうか、戻るんだと、何の根拠も無く思ってしまった。 彼も同じ事に思い至ったのだろう。 「駄目だ! あんな世界に戻っちゃ!」 「妹達もいるし、少ないけれど友達だっているのよ。捨てる事は出来ないわ」 「でも、僕達は、君に幸せに……」 その言葉を聞いて、胸の中に温かい何かが灯った。 だから、彼に最後の言葉を伝える。 「……っふ……莫迦にしないで頂戴……これは私の戦いよ」 彼も知っているだろう、ポーズを決めて。 「誰にも、邪魔はさせないわ」 眩しい白光が、眼を灼いた。 見慣れた自宅の風景が甦る。 先刻までの事がまるで嘘のよう。 でも、私の心にはしっかりと「呪い」が打ち込まれたようだ。 願いは、叶わない。 望んだ未来は、得られない。 しかし、そんな心が軋むようなものだけではなく。 私の知らない所で、私を想ってくれる人がいる。 生まれて初めての実感が、心の片隅に根付いていた。 「運命にだって抗って見せるって……こんな感じかしら」 呟いて、お茶を淹れる事にした。 珠希が起きたら、一緒に買い物に行こう。
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560 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/08(土) 15:13:53.93 ID:Z3ormQin0 - 日本語を素直に読めば
「原作小説の最後までアニメ化」するのに 違う結末になるとは思えない 期待するのは勝手だし、止める気はないけど ちょっと必死過ぎない? 何か別の意図があるんじゃって勘繰っちゃうよ
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569 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/08(土) 15:32:13.87 ID:Z3ormQin0 - そりゃアニメだけでも黒猫EDになって欲しいって気持ちは理解できるし
もしそうなったら「畜生馬鹿にしやがって……でも良かったじゃねえか」 とは思えるよ でもさ、もう公式に絶望して、今後のフォローなんか「どうせ釣りだろ」 としか思えなくなっている人だっているって事は理解して欲しい つーか別ED否定したら桐乃…!? 流石にそれは勘弁してくれ
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778 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/08(土) 21:23:27.96 ID:Z3ormQin0 - 「誰も残らない。取り返しも付かない」選択をしたのに、
数ヶ月と経たない内に「解釈次第」なんて行動してる時点で 屑一択ですけどね
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791 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/08(土) 21:36:44.52 ID:Z3ormQin0 - その「覚悟」も親バレNGとか言い出した事で
説得力が無いだろ…って俺は何回こんな事書いてるのか 一人黙ると次が現れるな
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811 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/08(土) 21:52:38.95 ID:Z3ormQin0 - >>804
p298の 「その先に、あんな未来があるのなら。 それはなかなか、悪くないんじゃないかと思う」 の事じゃないかな >>801 あんた凄いわー。 真実その通りになったら、作者よりあんたを讃えてもいいわ。
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837 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/08(土) 22:09:37.58 ID:Z3ormQin0 - ちくしょー
テンションだだ下がりで嫁コレが進まねー 今日中にX00万超える予定だったのに >>819 あれ? スーパー京介がどうこうってなかったっけ?
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869 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/08(土) 22:40:56.07 ID:Z3ormQin0 - >>848
そうそう、そんな感じ。流石に最新刊をそう何度も開くのはまだ憚られる。
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889 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/08(土) 23:09:17.70 ID:Z3ormQin0 - 昨日、絶望を見た。もう怖くない。
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903 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/08(土) 23:32:26.64 ID:Z3ormQin0 - 公式もこんな有様を予想してたんだろうからさ
プールデートとかあやせサマのエピソードを短編として電撃文庫MAGAZINEにでも 発表しておけばよかったのに 本編発売前で扱われないキャラ関連が荒れ、発売後には落とされた俺達が 今以上に大荒れで、連中笑いが止まらなかったろうに。中途半端だよな いや、プールデート位何も知らない幸せな気分で読みたかっただけ なんだけど、ね
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926 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2013/06/08(土) 23:57:36.35 ID:Z3ormQin0 - さて、拷問の時間だ
『僕はもっと怖ろしい光景を眺めてきた。血の凍りつく光景だった。 僕は歯を喰いしばってそれを見続けた。そして、そこに漂う人間の 暗い狂気のおぞましさを腹の底にしっかりとしまい込んだ』 (笠井潔/バイバイ、エンジェル) まさかこんな経験が出来るとは先週まで思わなかったよ。畜生め。
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