- ゼロの使い魔のSSを語るスレ 58
991 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage]：2012/01/28(土) 11:41:30.91 ID:hMJb5SzL - 寸評
〇幸福な結末を求めて ゼロ魔転生？モノ（オリ主）
＜良い点＞
アイディア勝負
面白いパターンの転生
濃ゆい使い魔
＜悪い点＞
くせの強い主人公
誰からも好かれ敵がいない主人公
＜総評＞
独自色が強い設定で一世を風靡した作品。転生チートで周囲をなぎ倒していく
作品があふれるSS界で、読み手が思わず膝を叩くようなアイディアでピンチを
凌いでいくあたりがセールスポイント。中盤以降は漫画『カメレオン』のように
周囲が勘違いすることが多くなってきており、最低系ではあるもののチートでは
なく、キャラの味付けのための口調に賛否があるなど良くも悪くもキャラが立っている。
ネタについてもwikiを用いるなど読み手を飽きさせないところは好感が持てる。
反面、原作踏襲をしていたころまでは安定した芸風だったものの、逸脱した
途端に作風に罅が入り、更新ペースも一気に落ちた。
今後の課題は着地をどのように決めるかだと思うが、何とか頑張って終止符を
打ってもらいたい。
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- ゼロの使い魔のSSを語るスレ 58
993 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage]：2012/01/28(土) 11:53:01.07 ID:hMJb5SzL - 寸評
〇G線上のアリア aria walks on the glory road【平民オリ主立志モノ？】
＜良い点＞
リアリティのある商売もの
きちんと試行錯誤して失敗までする主人公
キャラの描写などの文章表現
＜悪い点＞
ゼロ魔でやる意味あるの？
TSの意味あるの？
＜総評＞
ゼロ魔SSというより世界観だけを使って物語を展開している成りあがり系の物語。
話の作り込みがうまく、個人的には原作をゼロ魔ではなく狼と香辛料あたりに定めた
ほうがより支持者が付いたのではないかと思ったりもする。
反面、TSという要素については瑕疵として残念な部分であり、せっかくのめり込んで
いるのにこの一要素で台無しになる部分もあるところが惜しい。
現在見直し期間に入っているが、早いところ復活してくれると喜ぶ人も多いであろう作品。
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- ゼロの使い魔のSSを語るスレ 58
994 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage]：2012/01/28(土) 12:06:15.44 ID:hMJb5SzL - 寸評
〇ゼロな提督
＜良い点＞
正当派クロス
意外性のある使い魔
完結している
＜悪い点＞
一部でキャラが崩壊
アンチアンリエッタ
＜総評＞
クロスものとしてはかなりの完成度だと思われる完結作品。
才人のポジションに頭脳派を持ってくる作品についてはこれが至高だと思われる。
話は原作踏襲であるが、その頭脳でピンチをうまく切り抜けていくあたりについては
ヤン・ウェンリーなら仕方がないと思ってしまうあたりは読者の負けであろう。
でもあのフレデリカはないな、やっぱり。
作者が作品外で少々アレだったとも聞くが、作品そのものに罪はないので、見事に
風呂敷を畳んだ作品として一読を奨めたい。
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- ゼロの使い魔のSSを語るスレ 58
998 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage]：2012/01/28(土) 12:39:38.02 ID:hMJb5SzL - 寸評
〇Revolution of the zero 〜トリステイン革命記〜
＜良い点＞
重厚な文章
難解な内容
完結している
＜悪い点＞
貴族社会そのものを魔改造
＜総評＞
ゼロ魔における身分性を題材に革命や改変を起こすジャンルの金字塔。
ベースになっているのが現実の革命なので、それらの際に発生したいろいろな
エッセンスが詰まりに詰まって噎せ返るような作品になっている。
読み応えについては他の追随を許さず、それだけに読み手にも相応の知識が求め
られる良くも悪くも玄人好みの作品。
反面、過度に貴族を悪く書いており、ある意味白痴化させるのと違うベクトルで
問題のある設定だと思われる。ギーシュの扱い、ありゃないわ。
極めてクセのある作品だが、はまれば面白い作品。
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1000 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[sage]：2012/01/28(土) 12:57:01.21 ID:hMJb5SzL - 寸評
〇トリスタニア診療院繁盛記
＜良い点＞
全体的に丁寧
家族愛という切り口
完結している
＜悪い点＞
取ってつけたような使い魔
＜総評＞
最低系の要素を含んでいても、それを力ずくで貫くと良作になるという見本。
オリ主がゼロ魔原作キャラをここまで大事にする作品も珍しいし、最後には
原作主人公を立てるあたりは好感が持てる。
反面、使い魔がありえない。改変したのならその点もなんとかすべきだった
と思うが、逆にそれ以外の何をもってくればいいのかと言われても困る。
そういう意味では人を選ぶ良作、という感じ。
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