- リリカルなのはのSSを語るスレ五十六言目
541 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/07/21(木) 22:18:40.05 ID:8/rCgClM - 生きる意味の感想数とPVをわけてあげたい気分になるような、人気のあまりないssを中心に掘ってきた。
その中でも今後の発展に期待して、連載中のssを4つほどレビューしようと思う。 これで少しでも感想が増えてエタらずにいてくれると嬉しい。これから成長してくれればなおよし。 {習作} 悪魔との契約(なのはオリ主) 投稿話数/26。チラ裏 冒頭のアカイアカイ連打と、オリ主の名前『風雷慧』でひく人は多いかも。 でもそこで引いてはスコッパーの名折れ。そんな俺のスコップ治れ。 一文ごとに改行しているので読みにくいけど、携帯からならそうでもないか? オリ主は事故で両親を失い自分も死にかける。死の渕にいた彼の前に現れたのは悪魔だった。 以来表情をなくしてしまったオリ主(小学生)が、なのはたちと交流を深めていく原作再構成系。 オリ主を拾うことで定評のある高町家。なんとオリ主ではなくはやてを養子にむかえることに。 これは新しいと思ったけど、いまだグレアムの反応もなく単に拾っただけ。まだ新しくはない。 オリ主はぶっきらぼうで無愛想、さらに上から目線なのでいらだつ人も多いかと思う。 しかし過去が過去なので、多少ひねくれていても仕方がないのではないか? そう思ってひねた子供と思って読んでみると序盤はすらすらと読むことができた。 ギャグパートは壊れ系ハイテンションギャグなので、頭を空っぽにして読むと吉。 しかしシリアスな部分に入ると、オリ主が作戦をたて、さらに恭也たちに説教し始めたので子供に思えなくなる。 違和感のあるシリアスパートが終わると思った瞬間、アカイアカイに続くオレハオレハでスコップを削られる。 無印では、さらにクロノやリンディにも説教をする。子供に気圧されないでください艦長。 ユーノに対する説教もあったけど、それはユーノを変化させるためなので今は我慢しよう。 変化したユーノがオリ主のファンになっていたのは単なるマンセー要員ではなくシナリオ上の意味があるはず。 酷評になったけど、週一から週二ペースでコンスタントに投稿しているのは長所。 さらに文章量もどんどん増えているので作者が書きなれてきているみたいだ。 次回で無印が終わるようなので、これを機に読んでみてはいかがでしょうか。 Asからはオリ主の前に現れた悪魔や謎の怪物が現れるらしいので、ある程度オリジナルになるもよう。 これから化ける可能性に期待してる。
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542 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/07/21(木) 22:21:05.23 ID:8/rCgClM - 【習作・連載】台本どおりリリカルなのは The MOVIE 1st【なのは二次】
投稿話数は4/チラ裏 movie1stが劇中劇という設定を利用した、映画撮影にのぞむ俳優たちのお話。 本来の役柄と正反対な人物たちがギャップのある役どころを演じるのは見ていて楽しい。 腹黒いなのは役の子も良いけど、無駄に熱いクロノ役には笑ってしまった。 こんなクロノならアンチもわかないだろうけど、なのはたちが完全に喰われてしまう。 この作者のss「worthlesS」は以前読んでいたけど、相変わらず安定した作風。 映画撮影だけではそれほどネタがないと思うので、あまり長くならずに綺麗に完結するのでは。 地雷を踏んだスコッパーの休憩におすすめしたい一品。 【習作】スタンドバイ(リリカルなのは・オリ主・再構成) 投稿話数24/チラ裏 管理局のオリ主がジュエルシード輸送中に事故にあい、回収のため海鳴に訪れる話。 そしてハヤテに拾われる。さすがはオリ主を拾うことに定評のある八神家だ。 オリ主はクロノと士官学校で一緒だったらしく、クロノみたいに大人びていて好感が持てる。 でもそのせいで前半は地味だった。フェイト登場後からはキャラが立ってきたように思う。 それでも少し腹黒いところもあるので、微妙に思う人もいるかもしれない。 最新話まで読んだ印象だと、普段は優しいけど目的のためには手段を選ばない感じ? プレシアと話して、彼女の気持ちを理解するくだりはなかなか良かった。 そしてその後不意打ちしたところで爆笑した。ひでえw 無印再構成を読むと、おもわずアンチクロノ(管理局)と淫獣ユーノになっていないか確認してしまうけど、 この二名の扱いはいい方だと思う。むしろオリ主は女性キャラよりもユーノやクロノと仲がいい。 ついでに名もない武装隊の隊員が強かったのが新鮮だった。二対一とはいえフェイトと渡り合うとは…。 心情描写が多いけど、悪くはない。 戦闘描写は丁寧。でも少しくどい。オリスキルの魔力変換/運動エネルギーは世界観を壊さない程度だったのでよし。 ここまでは褒めてみたけど、残念なことにギャグに爆発力がないのが欠点。みんな頭がまともすぎるよ。 ついでに設定語りも多い。話の展開と無関係ではないので削れとも言いにくいけど、もう少し減らしても…。 これも次で無印が終わるみたい。 最近の展開を見てると、Asはオリ主がヴォルケンに復讐しようとする話になりそう。 (オリ主の父はクロノの父と一緒に死んでいるという設定) オリ主はハヤテと仲が良くて、しかも彼の復讐心はプレシアの妄執に近いと描写されているので、 単なるDANZAIにはならないと思うけど…それでも復讐系はよく考えて書かないと不快になりそうなので心配。
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543 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/07/21(木) 22:23:18.96 ID:8/rCgClM - 機人少女は嘘を継ぐ(StS再構成IF、捏造補完)
投稿話数8/とらハ板 不屈のエース、高町なのはが存在しない未来。 すばるはなのはに助けてもらえず、ゼストは仲間を失って一人生き残る。 最高評議会は理想のために生き続け、その仲間だった男は彼らのもとを離れる。 残された者たちは再び立ち上がるために今を生きている、みたいな話。 作品の雰囲気は重ため。物語としては、まだ登場人物の顔見せ段階か? 三脳やゼストなどの地上の者たちに焦点があたっているので期待。 StSの数年前が舞台だけど、なぜか生き残っているリインフォース、再生したマテリアル、 海鳴からミッドに移住しているアリサたちなど、いろいろと変化がある。。 その原因は、闇の書事件の後で地球が消滅したことにあるらしい。原因は不明。 ちなみになのははエースにはなっていないけれど、生きてはいるようだ。 文章力は紹介している四作のうちでも特筆して高い。 捏造設定ありと書いているが、独自の設定や描写はミッドチルダの雰囲気が出ていてとても良い。 抽象的な描写が多いので情景がうかびにくいかもしれないが、それも魅力。 俺的にはかっこいいゼストが見れるだけでけっこう満足。 欠点は「知ってる者」同士の思わせぶりな会話が多い点。 これも雰囲気が出ていて良いと思うけど、少し多すぎる。 感想でガンパレと指摘した人がいたが、まさにゲームをやった後に裏設定を知らず読んだReturn to Gunparadeを思いだした。 爆発力はそれほどないけど、うまく続けば傑作になりそう。 以上四作。 マイナーびいきなので評価が上方修正されていると思う。後はそれぞれの目でたしかみてみろ。
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