- あの作品のキャラがルイズに召喚されました part289
416 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/03/06(日) 15:36:03.54 ID:GVCTcb9k - >>415
おシャカ様はお帰りくださいw
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423 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/03/06(日) 15:57:15.55 ID:GVCTcb9k - 支援
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434 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/03/06(日) 16:16:39.56 ID:GVCTcb9k - ウルトラ乙!
さあ、来週も「ウルトラ5番目の使い魔」、みんなで観よう!!
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463 :名無しさん@お腹いっぱい。[sage]:2011/03/06(日) 23:06:51.64 ID:GVCTcb9k - 5分後あたりに小ネタを投下します。
一応バッドエンドものですので注意しときますね。
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464 :魔王降臨[sage]:2011/03/06(日) 23:11:23.25 ID:GVCTcb9k - 「あ…あぁ…あ…」
2年への進級を賭けた使い魔召喚の儀式の日・幾度もの失敗の末呼び出した存在にルイズは腰を抜かしていた。 彼女が呼び出したそれは金色の鎧のような皮膚に覆われた巨大に閉じられた3つの眼に2本の長い角。 手には触れるだけで全てを切り裂きそうな輝きを放つ一対の剣…。 何より全身から噴き出す圧倒的な魔力…それは今までどんな幻獣に関する文献にも載っていない異形であった。 「嘘だろ…あのゼロのルイズが…あんな…」 そんな同級生の呟きなど耳に入らぬほど、ルイズは目の前のそれを見つめる。 そしてふと我に帰ると彼女はふらふらと自らが呼び出した使い魔候補へと歩みよった。 だが、それを1人の男が引き止めた。 「ミス・ヴァリエール!下がりなさい、あれは君の手に負える存在ではありません!!」 トリステイン魔法学院教師、ジャン・コルベール。 火のトライアングルメイジであり、誰にも知られてはいないが かつてこの国の裏仕事を請け負う魔法小隊の隊長を勤めていた男。 前線は退いたとはいえ、彼の鍛えられた戦士としての経験は目の前の存在の凄まじいまでの力をひしひしと感じ取っていたのである。 「で…ですがミスタ・コルベール!あれは私がやっと呼び出した使い魔ですよ!?それを……」 ルイズは杖を構えながら自らの前に立つコルベールに声をかける。 何度も何度も失敗してやっとすごそうな使い魔を召喚したのにみすみす処分などされてたまるものか。 だがコルベールはそんなルイズの言葉に背を向けたまま怒号で返す。 「いいから黙っていなさい!皆も!一刻も早くこの場より立ち去るのです!!早く!!」 何が起きているのだろう…ルイズを始めとした多くの生徒たちはわからなかった。 ただ1人、蒼い髪と瞳を持った少女とその使い魔となった一頭の竜だけはコルベールが放った言葉の意味を全身で感じ取りながらただガタガタと震えていた。 (シルフィード……あれは……なに…?) (こわい…こわいこわいこわいのね! あんなの私たち韻竜でも見たことも聞いたこともないのね! ただ…) (…ただ?) (アレは悪魔なんて生易しいもんじゃないのね……例えるなら……まるで伝説の…) そのとき… 『ぐはあぁぁぁっ……!』 「!!?」
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465 :魔王降臨[sage]:2011/03/06(日) 23:14:52.00 ID:GVCTcb9k - 突如として、聞こえてきたおぞましい唸り声。
その方向に生徒たちはゆっくりと顔を向ける。 そして、彼らはそれがゆっくりと目を開くのを目撃した。 そう、たった今ルイズが召喚したあの異形の存在が…。 『何者だ、お前たちは……?』 魂を凍りつかせるような声を響かせながらそれは問いかける。 それに答えたのはコルベールの後ろで未だに腰を抜かしていたルイズであった。 「こ…ここ……ここはっ…トリステイン魔法学院で…あなたは私が、使い魔召喚の儀式で…呼び…呼び出して…あのっ…それで…あなたは一体…何者…なの?」 ガチガチと震える奥歯をなんとか押し込めながらルイズは、今度は自分からそれに問いかけた。 『…私の名はデスピサロ。 魔族の王として目覚めたばかりだ。』 「デス…ピサロ…?魔族の、王……『うぐぉぉぉっ……!!』ひっ!!」 ルイズの呟きを遮りながら、魔族の王は再びおぞましく、苦しげな雄叫びを上げる。 『私には…何もわからぬ……。 何も思い出せぬ……。 しかし…何をやるべきか、それだけは…わかっている……。』 「……えっ?」 その言葉にルイズは間抜けな声を上げると、次の瞬間には心から安堵していた。 何だ、こんな化け物みたいな亜人でも召喚された以上ちゃんと使い魔になるという自覚はあったのか。心配して損した♪ そんな考えがルイズの頭をよぎる。 (そう、そうよね!何よ、始めから呼び出した私がビビる必要なんてなかったのよ! よーし、ここはいっちょ誰が主人なのかをしっかりわからせてやらないとね!) ルイズはゆっくりと立ち上がると、スカートの埃を払い優雅に髪をかき上げながら口を開いた。 「お…おほん!あら、ようやく自分の立場がわかったみたいね。 なら早速あなたのやるべきことをやりなさい…そう、この私と契約を…」 だがその言葉は最後まで紡がれることはなかった。 『ぐはあぁぁぁっ!! お前たち人間どもを…… 根 絶 や し に し て く れ る わっ!!』 「……へ?」 自らの言葉を遮って放たれた宣言に、理解が追いつかないルイズの目が点に変わる。 そして…それが活動を開始したとき、彼女は自らの愚かさと浅はかさを心から嘆くこととなる。 しかし、理解したところで全ては手遅れであった…。 やがて、ひとつの世界の平和と引き換えにひとつの世界は滅びた……。
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466 :魔王降臨[sage]:2011/03/06(日) 23:18:26.47 ID:GVCTcb9k - 以上・ドラゴンクエスト4〜導かれし者たち〜
より最終決戦直前のデスピサロ召喚でした。 カリンさんあたりなら最終形態まで戦えそうですが、流石に変態直後に使ってくるマホカンタを貼られたら魔法を使うゼロ魔世界の人には厳しいかなと思ったりしました。
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