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ラジオネーム名無しさん
【JFNC】InterFM897 vol.84

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【JFNC】InterFM897 vol.84
390 :ラジオネーム名無しさん[]:2021/01/17(日) 16:46:08.87 ID:M5+seeJ7
誹謗中傷を書き込んでいる人の頭の中では、どのようなことが起きているのか。「感情を抑制する前頭前野の働きが一つの鍵を握っています」
 好き嫌いなどの感情をつかさどるのは大脳辺縁系にある扁桃体で、それを抑制する「理性」に関わる回路は前頭葉の前頭前野にある。前頭前野には過去の記憶や経験を結びつけて総合的に判断する機能があり、書くか書くまいか考えるといった「判断保留」の際に働く。これは脳の負荷が高い行為だという。「脳はストレスを感じている時、負荷の高い行為はしたくなくなる。相手の背景や文脈を考慮せず即断即決で攻撃している人は、ストレスなどによって前頭前野の機能が弱まっているのかもしれません」
【JFNC】InterFM897 vol.84
391 :ラジオネーム名無しさん[]:2021/01/17(日) 16:46:54.94 ID:M5+seeJ7
前頭前野が成熟するのは20代後半頃で、人生経験の豊かさが成熟を促すという研究結果がある。映画や音楽鑑賞、読書といった教養もその機能を高め、虐待など抑圧された幼少期を過ごすと、その働きは弱まるとされている。
 さらに、中傷に対して被害者側が何らかの反応をすることが、攻撃を激化させる「餌」になるという。脳には「報酬系」と呼ばれる神経回路があり、心地良い刺激があった時に活性化され、快楽物質であるドーパミンが分泌される。それが一度記憶されると、脳がその「報酬」を期待するようになる。被害者が中傷に反論したり、中傷したアカウントをブロックしたりすることも、加害者側にとっては一つの報酬となる。
スマートフォン片手に指1本で「こいつ嫌い」と書き込み、「いいね」がつくと、共感する人がいると思い込み、「もっと過激なことをしよう」とエスカレートしていく……。
「怒りが一人のターゲットに向いた途端、自分が何かされたわけでもないのに、徹底的にたたいてしまう。これはもはや依存症……『憎しみ依存』です」
【JFNC】InterFM897 vol.84
392 :ラジオネーム名無しさん[]:2021/01/17(日) 16:47:30.37 ID:M5+seeJ7
ネット上の言葉は時に凶器となりうる。
「SNSは匿名で、安全地帯から物が言えると思い込んでいる人が多いので、ある種の達成感が得られやすい。攻撃した相手がショックを受けたり動揺していたりするのがSNS上で分かると手応えを感じ、さらに多くの人から賛同を得られると『こんなに人のために役立った』という自己有用感が強くなります」
 さらに攻撃に陥りやすい人の心理状態として「いろんなことがうまくいかず、自分は一生懸命やっているのに報われないとか認めてもらえないとか、現状に不満や不本意な思いを持っていると考えられます」と分析。そのうえでこう続ける。
「仕事などが順調な人や、評価されている人を見ると、この人たちがいるから自分は報われないんだという気持ちになり、それをぶつけるために中傷してしまうのかもしれません」
【JFNC】InterFM897 vol.84
393 :ラジオネーム名無しさん[]:2021/01/17(日) 16:49:26.50 ID:M5+seeJ7
一方で、誹謗中傷を繰り返す行為は、相手を傷つけるだけにとどまらない。茂木さんは、中傷している人が自身の脳にもたらす影響についても説明する。
 脳にはミラーシステムという、他者の感情に自分の感情を鏡のように投影する、つまり共感につながる部位がある。
「匿名で鬱憤を晴らしたつもりでも、誰かを中傷することは、実は自分の脳も傷つける自傷行為なんです。でも当事者は、そのことに気づけていない。自分自身の認知について客観的に捉える『メタ(高次の)認知』ができていないということでしょう」
 こうした信念は、幼少期からの体験の積み重ねで育まれ、誰の中にもある程度はあるが、物事を受け止める時にこの考え方がどう出るかは人によって濃淡がある。一般的に公正な世界を強く信じる人たちは、誰かが不幸に見舞われても、それはその人自身に何らかの問題があったためだと結論づける傾向にあるという。落ち度のない人が被害に遭うということを認めてしまうと、自分の信じる「公正な世界」が揺らいでしまうからだ。こうした考え方は、公正世界信念の中でも特に「内在的公正推論」と呼ばれている。


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