- 孤男の見る夢 3夜目
209 :名前は誰も知らない[sage]:2014/04/22(火) 15:05:14.96 ID:0yewwTYn0 - 病院に精神科を受診しに行った
受付で何かの番号を聞かれたが自分にはそれが分からなかった 奥からIPS細胞の山中教授(彼が精神科医らしい)が現れ、ついてくるよう言われた 山中教授と一緒に病院を出て、この地方の出土品を展示する資料館へ入った 資料館入り口すぐのところに、拳かそれより一回り大きい位の丸っこい石が何百個も並んでいた これは古代か中世に、人間の内臓を何らかの方法で化石化させたものらしい 当時はこれを儀式に使っていたらしい 奥には現代の焼き物が並んでいた 次に教授が教鞭をとっているという農業高校へ行くことになった 生徒が数人残っている教室へ入り、適当な机に座って雑談をした 校庭に出て、野球部が練習している脇でキャッチボールをした 教授はその辺に転がっているグローブをはめたが、左利き用のグローブは見当たらないので、 小型のタイヤを見つけてそれを右手にはめた 当たり前だが非常にやりにくかった 教授と野球部の連中と高速バスに乗ってどこかに向かった 仙台に着いた 教授の後について歩いた 足元に30センチくらいのひょろっとした植物が密生していた 一本伸びた茎の先端にヨモギに似た葉が付いていた 教授はあるマンションの前で止まり、自分にはここで待つように言って一人中に入った 雨が降り出したので、入り口のロータリーの屋根の下に入った 多くの人が雨宿りに来て結構狭かった 教授が細長い包みを抱えてこちらにやってきた 花束を自分の足元に落とし、これを持つようにと頼まれた 包もの中は教授の父か母の遺体らしい 駅へと向かう途中、ボロボロの市営住宅の脇を通った 戸建と一棟数戸の小さなアパートの集まりで、どれも壁は水色だった 「バイト・クラブ活動をしましょう」という内容の張り紙がアパートの階段の辺りに貼ってあった
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