- リビア情勢 Part2
772 :人類発祥の名無しさん[]:2016/01/23(土) 06:44:37.70 ID:tlFclCa0 - NO4028 『リビアの石油をIS(ISIL)が狙い攻撃』 [2016年01月22日(Fri)]
http://blog.canpan.info/jig/archive/5728 リビアの石世を支配しようとして、IS(ISIL)が攻撃を激化させている。ラース・ラヌーフが 現在の戦闘地域となっている。ラース・ラヌーフは地中海南岸のシルテに近い、リビアの 石油積み出し港だ。 リビアのNOC(国営石油会社)の、ムスタファ・サナッラ社長は、ラース・ラヌーフの石油 積み出し施設は、2014年12月から閉鎖されており、現在では操業していない、と語った。 現在、石油施設ガードとIS(ISIL)との間で、戦闘が起こっており、四つのタンクが炎上 している、ということだ。このタンクにつながる、アマル油田からのパイプラインも、 攻撃の対象になっている。 シドラとラース・ラヌーフの積出港は、二つ合わせて60万バーレルの石油を、積み出せる 能力を持っていた。しかし、炎上し、環境破壊が起こっており、火災の被害が拡大し、 使い物にならなくなっている。地域の住民はガスや石油に引火し、居住区にまで及ぶことを 恐れ、消化に必死だ。 IS(ISIL)のアブ−・アブドルラハマ−ン・アッリービーは『今日はラース・ラヌーフとシドラ港、 明日はベルガ港に攻撃をかけ、その後はトブルクとサリール、そしてジャッロとアルクフラを 落とすと語った。 現在、リビアは362000バーレルの石油を、生産しているが、2011年のカダフィ体制下では、 160万バーレルが生産されていた。つまり、生産量が4分の1程度に、落ち込んでいると いうことだ。 リビアはIS(ISIL)との戦闘で、これまでに300万バーレルの石油を、無駄にしたと報告 されている。非産油国の日本にしてみれば『もったいない』の一語に、尽きる話だが。
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