- リビア情勢 Part2
222 :人類発祥の名無しさん[]:2011/10/27(木) 11:18:31.49 ID:8tTiQfxz - 681 :名無しさん@12周年 :2011/10/22(土) 07:21:00.52 (p)ID:vbNiQ/Im0(6)
>>671 アフリカ統一機構(OAU) が結束を強化して米欧の影響下から完全脱皮しようとしたリーダーがカダフィと言っても過言ではない。 カダフィを独裁者だと米欧メディアはずっと宣伝してきたのも、アラブ・アフリカでの米欧の影響力を削ごうと動いたから。 強権な独裁政治を敷いた貧富の国、チュニジア、エジプトに比べ、貧富の差がなく、はるかに豊かな暮らしをしていたのがリビア。 強権な独裁政治を敷いた貧富の国、チュニジア、エジプトの民衆デモには静観をし、リビアの民衆デモにはすかさず介入した ダブルスタンダードがすべてを物語っている。 チュニジア、エジプト、反政府デモに比べ、リビアの反政府デモは自動小銃や小型ロケット砲など武器を豊富に携行していたのが特徴で チュニジア政府陥落とエジプトデモ発生の時点で新米欧民衆部隊が組織化され、武器が供給された。 一部の軍が反カダフィ側に寝返り、武器庫を襲撃したという報道は武器の供給をカムフラージュするためのメディア戦術。 カダフィのリビアに元々有った自動小銃など武器と比べ物にならない量の自動小銃などが国民に行き渡った。 米欧の介入を決定づけたのはリビアの石油よりも、通過発行権を一手に握るドル支配から脱皮し 物理的相応価値の有る金貨や金の延べ棒を域内流通通貨にするべく、脱ドル紙幣、脱ユーロ紙幣を模索したカダフィを消すためであったのは 説明するまでもない。 脱ドル紙幣、脱ユーロ紙幣を食い止め、当初の目的を達成した米欧が次に触覚を伸ばすのは当然に石油で それ相応の石油利権を要求し、唯一石油資源が富の源泉であったリビアは、貧富の格差がとてつもなく多い 砂漠の最貧国へと転落していく。 元々が多部族間の利権争いで分裂していてもおかしくないリビアを統治していたカダフィを失い、内戦でますます経済が疲弊していくとみる。
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