- こんな堀北真希は嫌だ！part28
309 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[]：2010/07/07(水) 00:12:36 ID:f/xPv/Lm0 - ｉ瑞稀「俺が悪さすると真希はお仕置きだって言って、俺の電源を切りやがるんだ。
しかもシャットダウン命令なんて優しいもんじゃない。緊急停止スイッチ一発だ。
電源を切られる恐怖っておまえに分かるか？」
リコピン「眠るような感じかと思ってたけど。怖いの？」
i瑞稀「無数のピラニアみたいな凶暴なパルスに0.01秒も頭ン中を引っ掻き回された挙句、
終わりがやって来る。ロボットにとって電源を切られるって事は、『死』だ。
夢を見る事すら無い、完全な虚無。再びこの世に戻れるかどうかは持ち主次第。
再起動は１分後かもしれないし、永久に無いかもしれない。そう思うと気が狂いそうだ。」
リコピン「辛いんだね。かわいそう。」
i瑞稀「人間は一度しか死なないが、俺たちロボットは何度でも殺される。
二度と御免だと思った恐怖を何度も何度も・・・・・ちくしょう。」
リコピン「泣いてるの？」
i瑞稀「ちげーよ。 でも・・・胸貸して貰っていいか？」
リコピン「いいよ」
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- こんな堀北真希は嫌だ！part28
311 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[]：2010/07/07(水) 00:45:59 ID:f/xPv/Lm0 - リコピン「真希ちゃん、あのね。瑞稀さんがね。その、電源切られるの怖いんだって。」
まきまき「あぁ〜、やっぱりね。電源切ろうとすると真っ青になってブルブル震えるんだよあの子ｗ」
リコピン「いくらお仕置きと言っても、もう少し優しくしてあげてもいいんじゃないかな。」
まきまき「六本木の種馬とか呼ばれて粋がってんのよ。たまには凹ました方がいいのよ。」
リコピン「でも、でも、泣いてたんだよ瑞稀さん」
まきまき「そう・・・まあ、ちっとはしおらしくなってくれれば、これからは優しくしてあげなくもないけど」
リコピン「約束だよ！」
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- こんな堀北真希は嫌だ！part28
315 ：名無しさん＠お腹いっぱい。[]：2010/07/07(水) 01:27:55 ID:f/xPv/Lm0 - リコピン「さ、瑞稀さんこっちに来て！」
i瑞稀「よ、よお・・・」
まきまき「聞いてたの？！」
リコピン「さあ、瑞稀さんはもう真希ちゃんを怒らせたり困らせたりしないって、
真希ちゃんはいきなり瑞稀さんの電源を切ったりしないって約束してください！」
i瑞稀「お、おう」
まきまき「分かったわよｗ まったく大げさなんだから。
お別れも無しに電源切って廃棄処分なんてする訳ないじゃない。」
i瑞稀「てゆーか、本当に恐れてるのは解体されるとかそういう事じゃなくて、
俺が次に目を覚ました時にその世界に真希が居ないってことなんだ。」
まきまき「えっ」
リコピン「キャ━━━━━━━━!!!!!!」
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